好きな人と過ごせる時間は永遠ではない。
「愛してる」
これは世の中にありふれてしまった軽い言葉ですか?
それとも、あなたの愛する人にだけしか言わない特別で重みのある言葉ですか?
どうも!マーティです!( *`ω´)
今日は前回紹介した佐々木 圭一さんが書いた『伝え方が9割』の中に紹介文として出てきたアメリカのコメディアン、ジョージ・カーリンさんの書いたメールについて紹介していきます!
このメールはボブ・ムーアヘッドという牧師さんの説教を引用し友人に送ったものの一部抜粋したもので、個人的に心に残る文章だったので書かせていただきます。
この時代に生きる 私たちの矛盾
ビルは空高くなったが 人の気は短くなり
高速道路は広くなったが 視野は狭くなり
お金を使ってはいるが 得るものは少なく
たくさん物は買っているが 楽しみは少なくなっている
家は大きくなったが 家庭は小さくなり
より便利になったが 時間は前よりもない
たくさんの学位を持っても センスはなく
知識は増えたが 決断することは少ない
専門家は大勢いるが 問題は増えている
薬も増えたが 健康状態は悪くなっている
飲み過ぎ吸いすぎ浪費し 笑うことは少なく
猛スピードで運転し すぐ怒り
夜更かしをしすぎて 起きた時は疲れてすぎている
読むことは稀で テレビは長くみるが
祈ることはとても稀である
持ち物は増えているが 自分の価値は下がっている
喋りすぎるが 愛することは稀であるどころか憎むことが多すぎる
生計のたてかたは学んだが 人生を学んではいない
長生きはするようになったが 長らく今を生きていない
月まで行き来できるのに 近所同士の争いは絶えない
世界は支配したが 内世界はどうなのか
前より大きい規模のことはなしえたが より良いことはなしえていない
空気を浄化し 魂を汚し
原子核を分裂させられるが 偏見は取り去ることができない
急ぐことは学んだが 持つことは覚えず
計画は増えたが 成し遂げられていない
たくさん書いているが 学びはせず
情報を手に入れ 多くのコンピュータを用意しているのに
コミュニケーションはどんどん減っている
ファースト・フードで消化は遅く
体は大きいが 人格は小さく
利益に没頭し 人間関係は軽薄になっている
世界平和の時代と言われるのに 家族の争いはたえず
レジャーは増えても 楽しみは少なく
たくさんの食べ物に恵まれても 栄養は少ない
夫婦でかせいでも、離婚は増え
家は良くなったが 家庭は壊れている
忘れないでほしい 愛するものと過ごす時間を
それは永遠には続かないのだ
忘れないでほしい すぐそばにいる人を抱きしめることを
あなたが与えることができるこの唯一の宝物には1円もかからない
忘れないでほしい あなたのパートナーや愛する者に「愛している」と言うことを心にこめて
あなたの心からのキスと抱擁は傷を癒してくれるだろう
忘れないでほしい もう逢えないかもしれない人な手を握り
その時間を慈しむことを
愛し 話し あなたの心の中にあるかけがえのない思いを分かち合おう
人生はどれだけ呼吸をし続けるかで決まるのではない
どれだけ心のふるえる瞬間があるかだ
いかがだったでしょうか??
コメディアンの彼がこういう感動的なコトバをメールしたというギャップも、人をさらに感動させた一因だったそうです。
ちなみにこれは作中に出てきた「ギャップ法」の中の紹介文です(*´-`)
ちなみにこの「ギャップ法」は人々を感動させ、心に残りやすいものとなっており、
例をあげると、
「No.1にならなくてもいい、もともと特別なonly one」
「時間は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」
『踊る大捜査線』
など、どれも心に残ったり耳にしたことがある人が多いのではないでしょうか?
これは反対や相対的な言葉を使うことにより生まれる『ギャップ』を活かしたものです( ̄^ ̄)ゞ
みなさんもここぞ!!というときに意識して使ってみてはいかがでしょうか?
それでは最後に、この「ギャップ法」を使ったアメリカ合衆国大統領就任演説においてオバマ氏の一言。